そろそろ賃貸生活から一転して「自分たちの城を持ちたい」とお考えのご家庭も多いのでは?しかし、現実的には一生に一回と言っていいほどの大きなお金が必要です。貯蓄やご主人の収入などとのバランスが大切ですね。大事な持ち家を購入してから「シマッター!!」という事にならないための注意点をいくつか挙げましょう。
(1)まずは頭金を用意しましょう。
頭金は購入価格の30%は用意したいものです。マネー雑誌などにはよく「頭金が必要だ」と記載されていますが、ではいったいこの頭金はどうして必要だと言えるのでしょうか?まず第一にローンでは対処できない支払が発生するという事。例を挙げれば”購入時に支払う不動産仲介手数料“”引越し費用“”家具などの備品代“”購入時に一回だけ課せられる不動産取得税“などです。第二に「30%の頭金を貯められないと残りの70%のローンを支払う事はかなり厳しい」という事。もちろん残りの70%のローンには利息が付くので総額は1.5倍以上の支払になるケースもあります。今まで私の経験では、購入後ローンの支払が非常に苦しいという相談をよく受ける事がありますが、その場合の特徴的な点はこの頭金30%を支払っていなかったというケースが多いのです。近頃は、「頭金ゼロでも大丈夫!!」という広告を見ますが、頭金が用意出来ないなら家計の内容を見直すか、思い切って購入物件の価格を下げてみて検討することも必要です。
(2)ローンの選び方
住宅ローンには様々な種類があり、金融機関や銀行も様々ですが、ポイントとして重要な点は以下の通りです。
1.固定金利と変動金利
一般的には変動金利の方が金利が低いのはご存知でしょう。しかし、一般のご家庭では収入は一定ですので、将来金利が変動するのは家計的にリスクがあります。お子様が中学生・高校生になったころに金利が上がり始めるとかなり家計を逼迫します。固定金利では最後まで一定金利の「フラット35」という住宅ローンを利用するのも良いでしょう。月々返済の額をおさえたいというご家庭では一定期間固定という住宅ローンもいいでしょう。その際はお子様が大学を卒業する期間までは固定金利を持続するローンを選んでください。
2.ローン返済期間
もちろん短い方がいいのは言うまでもありませんが、30年・35年といった長期返済のローンを選択されているご家庭が多いようです。注意してほしいのはローンの返済が定年退職時期【例えば、ご主人の年齢が60歳とか65歳】までにローンが終わるようにしてください。退職金で残債を支払うとか、60歳以降も働いて返済するというプランはかなり甘いと思います。
3.取扱金融機関
特に「フラット35」においては取り扱っている金融機関で金利や手数料が違うことがあります。借りるときにはよく比較して、自宅から少々遠くても低い金利の金融機関を選ぶ努力も必要です。
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