子どもの能力を伸ばすために "今" できることは?|非認知能力をを高めよう
子どもの将来のために、親として何ができるのかを考えるきっかけとして、 生涯にわたって役立つ能力といわれる非認知能力についての理解を深めましょう。
非認知能力とは?
学歴、点数、偏差値、IQなど数値化できる認知能力に対し、自己肯定感、主体性、回復力、好奇心、やり抜く力、社会性など、数値では評価できない人間力や生きる力のことを非認知能力と言います。
◆自己肯定感

いいところも悪いところも含め、ありのままの自分を認める力で、すべての行動の基盤となります。子どもの失敗を受け入れて、得意なことを伸ばすよう心掛けましょう。
◆主体性

子どもの好きなことを見つけて経験値を上げていくことで、誰かに言われたからやるのではなく、自主的に考えて行動するという力が自然と身に付きます。
◆好奇心

大人にとって当たり前のことでも、さまざまな角度から興味や関心を持ち、「もっと知りたい」と思う気持ちのこと。自ら行動してみようという「最初の一歩」につながります。
◆探求心

子どもが興味を持ったことに対して好きで終わらせずに、「なぜ?」「どうして?」と好奇心を抱かせ、自ら仮定を立ててから実際に行動することで育まれます。
◆回復力

結果だけではなく、失敗から立ち上がる過程をフォーカスして励ますことで、壁にぶつかったときに自分を否定するのではなく、軌道修正をして立ち直る力が身に付きます。
◆批判的思考力(クリティカルシンキング)

物事を多様な観点から考察し、固定概念にとらわれずに問いを立てる思考のことで、自分の力で、納得がいくまで考え、思考を深めるスキルが養われます。
\日頃の生活で心がけるべき/ 非認知能力を高めるポイント
遊びに没頭させる

遊びによる体験・経験は、「問題解決力」「主体性」「意思疎通力」「好奇心」「探究心」「想像力」など非認知能力の宝箱です。幼少期に自ら選んだ遊びに没頭していた子どもほど、成績があがる傾向が。親は否定や禁止をせず、見守ってあげてください。
コミュニケーションを取る

頭ごなしに指示・命令するのではなく、どうしてやらないといけないのか、なぜやってはいけないのかをきちんと説明しましょう。1日1回でも親子で対話ができたら、ママ自身にはなまるをあげてください。慣れたら自然とできるようになります!
親の非認知能力を高める

ママやパパが自分を過小評価し、やっても無駄だとあきらめ、子どもを比較すると、自己肯定感がさがり、子どもにも影響します。子は親を見て育つので、親が自分自身を受け入れ、優しく声をかけることが、子どもの非認知能力を育てる近道です。
非認知能力を高めるメリット
その1 長期的な学力向上につながる
幼少期に体験を通して主体的に学んだ子、非認知能力育成に取り組んだ子は早期に知識を詰め込んだ子に比べ、学力が長期的に見てあがる傾向にあります。
その2 正解のない時代を生きるスキルが身に付く
AI社会、多様性の時代、コロナ禍、グローバル化において求められる人材は、マニュアル通りの問いに、いち早く答えられる人間ではなく、正解のない問いに対して自分の意見をもって根拠を示して説明でき、「これがしたい」「これなら誰にも負けない」という“出る杭”のような人材です。非認知能力を高めることで、変化の激しい時代で生きるために必要不可欠なスキルが身に付きます。
教えてくれたのは・・・

BYBS非認知能力育児 コーチング認定コーチ
岡崎 しのぶ 先生
奈良県吉野郡黒滝村在住、田舎暮らしをしながら非認知能力の先駆者であるボーク重子認定BYBS認定コーチとして、女性の幸せと子どもの非認知能力育児を広める活動を行う。非認知能力を育む英語教室、子育て支援型森のようちえん主宰。
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