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HSCを理解しよう|ともに育つ・育む!

ここ最近注目されているHSCやHSP。 「HSCの特性って?」「うちの子はHSCかも?」など、HSCについて気になることを HSP・HSC繊細コンサルタントの本宮千歳先生にお聞きしました。

HSCの気質は新生児期から現れます

HSCとは、ハイリー・センシティブ・チャイルドの略で、「生まれつきとても敏感で繊細な感覚や感受性を持った子ども」のこと。アメリカの心理学者である、エレイン・N・アーロン博士が発表した概念で、HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)は、その大人版です。
新生児期は、なかなか寝付かない、よく泣く、かんしゃくを起こす、音に敏感ですぐ起きてしまうなどの特性があります。乳幼児期では、洋服へのこだわりや偏食、大きな音を嫌がる、集団を嫌がるなど様々な特性が見られます。ただ、成長過程とも見られるので、一概にイコールとはなりませんが、お子様の様子を丁寧に観察する必要があります。

関心が高まってきた理由とは?

考え方の基になっているのが、アメリカで約20年前に発表された、「HSP(とても敏感な人)」に関する研究です。「恥ずかしがり屋」「神経質」「引っ込み思案」などと思われていたものが、特性で説明できるようになったのは画期的なことだと思います。何となく生きづらい、子育てしづらいと感じてきたものが、HSCの特性だと気づいた人たちから共感を呼んでいること、子どもの発達障害、成長の偏りなどの理解が深まっていることが理由だと感じます。本やテレビでも「繊細」という言葉が広がり、認知度アップにつながったと思います。さらに、HSCのお子様が不登校になりやすい動向が見られるために、その気質を理解しようとする傾向があるのでしょう。

HSCの子どもが抱えやすい悩みと対処法

●疲れやすい
➡リラックスできるよう環境に配慮し、睡眠時間をしっかり確保する

●友達になじめない
➡保護者と信頼関係を構築する。気の合う子を探してみる

●気持ちをうまく表現できない
➡大きな声で責めたり否定したりしないで焦らずゆっくり待つ

●登校・登園を嫌がる
➡何が負担に感じるのかを聞き、必要であれば学校、保育園、幼稚園の先生と相談して、一緒に安心できる場所づくりを行う

●急遽の変更が苦手
➡事前にわかっていることは知らせておく

●にぎやかな場所、大きな音が苦手
➡行く必要のない場所であれば避けるか時間帯をずらす。大きな音がしない場所、人が少なく静かな場所を選ぶ。耳栓をはめてみる

●衣類へのこだわりがある
➡苦手な感触の衣類は避ける。こだわりをできる限り尊重する

●食の好みに偏りがある
➡無理強いせずに食べられるものを食べてもらう

HSCの子どもとの 関わり方とは?

わが子がHSCだとわかったら、まずは特性をしっかり理解して寄り添いましょう。保護者が自分を理解してくれているという安心感があれば、どんなストレス社会でも自分らしく生きていく力が身に付くはず。
HSC気質だからと構えず、自然体で接してください。ただ、感受性が豊かで傷つきやすいため、大きな声は避け、優しい口調でわかりやすく丁寧に気持ちを伝えると良いでしょう。
焦らず、ありのままの姿を認めて、心から信じて愛情を注ぐことができれば、最高の理解者・保護者になれます。HSCの特性をのびのびと表現できる環境に置くことで、些細な幸せを人よりも感じ、生き生きと成長することができます。周りの大人が子どもの特性を理解し、支えながら本来の能力を伸ばしてあげましょう!

HSCの4つの特性に当てはまるかをチェック!

HSCの特性を理解し、ありのままの姿を受け入れて寄り添いましょう

教えてくれたのは… 

HSP・HSC繊細コンサルタント
本宮千歳 先生

自身の生きづらさがHSP気質からくるものであり、娘2人に感じていた育てにくさも娘のHSC気質にあると気付く。23年の保育士経験を活かしてHSCの子育て方法やHSP気質のコンサルタントとして活動中。

本宮千歳ホームページ

HSP(繊細さん)無料診断から、あなたにどんなHSPの特徴があるかを知り、輝く生き方へエスコートします。
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この記事を書いた人

まみたん編集部

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