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プレママの心得|ともに育つ・育む

出産前のプレママには不安がつきもの。 出産日まで安心して過ごせるようにプレママが心得ておきたいポイントを 助産師の押川美月先生に聞きました。

妊娠がわかったら職場への報告は早めに

お仕事をされている場合、胎児の心拍が確認できる妊娠6~8週以降、できるだけ早く直属の上司に妊娠を報告しましょう。妊娠初期は流産のリスクが高いため報告をためらう方も多いですが、この時期は特に体への配慮が必要。つわりで急なお休みが必要になることや、妊婦にはつらい業務内容もあるので、今後の勤務について早めに相談しておくと良いでしょう。また、産休・育休については申請時期が法律上定められていますが、社内の人員調整や仕事の引き継ぎ、手続きなども勤務先によって異なるため、早めの申し出が望ましいです。

出産後の新生活について夫婦で共通認識を持とう

出産で相当なダメージを受けた体で24時間赤ちゃんをフルサポートするということを、夫婦でともに理解したうえで、育児・家事・仕事を含めた自分たちの生活がこれからどう変化していくのか、どのような生活をスタートさせたいのかを夫婦で話し合い、準備していきましょう。2人で分担する方法はもちろん、アウトソース(宅配食や家事代行など)や産後ケア施設、産後ヘルパーをライフスタイルに合わせて活用する方法もあります。男性育休やテレワークなどで、働き方を調整する方も多いですよ。

きょうだいがいる場合は入念なすり合わせを!

きょうだいがいる場合は、パパが休暇をとるのか働きながら子どもをみるのか、家事はどうするのかなどを早めにすり合わせておく必要があります。きょうだいが保育園・幼稚園に通園している場合と、未就園児の場合では、パパの日中の動き方が大きく変わります。年子の出産は入院中も産後もかなり家庭内調整が必要なので、入院前からベビーシッターに慣らしておくと、パパもママも息抜きする時間をとることができます。出産前に食事の作り置きや日用品の買い置きをしておいたり、パパが働き方を調整したり、入院中は家事代行やシッターサービスを活用するなどあらかじめ決めておくと良いですね。

大切なのは「お願い」ではなく一緒に考え行動すること

プレママは妊娠中のマイナートラブルと付き合いながら、出産場所の選定、これからの働き方の検討、育児用品や養育環境の準備、育児に関する勉強などやることがたくさん!そのうえでパパに一つひとつ「お願い」するスタイルでは疲れてしまいます。最近はパパ向けの書籍やアプリ、セミナーも充実しているので活用するのも良いでしょう。妊娠期間中に「一緒に考え行動する」という経験は、妊娠・出産・育児という人生の大転換期を2人で乗り越えていくための鍵となります。夫婦で一緒に勉強したり相談したりすることを重ねていくことで、2人で親になるマインドシフトができ、「一緒に○○しようか」という考えができるようになります。

出生前診断で得られる最大のメリットは?

出生前診断の最大のメリットは、「出産前に赤ちゃんの状態を知ることができる」ことです。これにより、家族が疾患についての知識を前もって身に付けることができたり、出産後すぐに治療ができるようNICU併設の病院を選択したり、産まれてからの養育環境や医療・福祉制度を準備したりすることができます。デメリットは、「事実を受け止めることが困難な場合もある」ということ。覚悟して臨まれるかと思いますが、実際に現実を突きつけられたときはやはりショックを受けます。結果に対してどのような決断・対応をとるのかを、検査前に考えておくことをおすすめします。

家族のカタチは十人十色 焦らずじっくり土台作りを

妊娠期間は新たな家族のカタチをつくる大切な時間。人生にそう何度とない大プロジェクトです。そんな大プロジェクトの前にはやはり準備が必要。やっておいた方が良いことはたくさんありますが、焦らなくても大丈夫!そうやって準備しながら過ごすうちに、これからの土台ができあがっていきます。妊娠・出産、そして家族のカタチは十人十色。お互いを信頼し合って2人でこれからの形を作っていってくださいね。

出生前診断の種類

出生前診断にはリスクもあります。 診断前にパートナーと話し合いましょう。

教えてくれたのは… 

マタニティサロンHugMe 助産師・保健師
押川 美月 先生

長崎大学大学院修士課程修了。助産師として病院勤務後、大阪市内にあるマタニティサロンHugMeにてセミナー講師や母乳外来を行い、累計3000名以上のプレママ・プレパパに妊娠~産後におけるテーマでセミナーを開催。1児のママ。

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この記事を書いた人

まみたん編集部

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