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コミュニケーション力を高めるには|ともに育つ・育む

これからの時代に必要とされる「コミュニケーション力」とは? 親子でできるトレーニング法を江戸優一先生に聞いてみました。

子どもたちに必要なコミュニケーション力とは

コミュニケーション力とは、「意図を伝えること」と「意図を読み取ること」で、話し手と聞き手の双方がいて成り立ちます。自分の考えを整理し文章として発信するだけでなく、相手からの発信をキャッチする「受け手」のスタンスを養うことも重要です。語彙力はコミュニケーション能力のベースとなるので、幼少期からたくさんの言葉にふれ、言葉に対しての免疫を早期に培うことをおすすめしています。

幼児期からのトレーニングがおすすめ!

一般的にコミュニケーション力などの非認知能力(人間力)は、幼児期からのトレーニングで向上されやすくなります。特に、コミュニケーション力は、学力の育成だけでなく、人間力の育成にもつながります。集中力、自制心、優しさ、寛容さ、積極性、礼儀正しさなどの、一般的な勉強では養うことが難しい非認知力を高めていくことが、コミュニケーショントレーニングの醍醐味といえます。
トレーニングは、4、5歳~小学校低学年までに始めるのが望ましいですが、小・中学校からでも遅くはありません。これからは、テストの点数が良ければ良い高校、大学に行き、安定した職業を得られるという時代ではなく、人としての魅力度がどれだけあるかで、その子自身の評価が決まっていく時代です。いくら勉強ができても、優しさや協調性がなければクラスメイトや同僚とも友好な関係性を築いていくことはできません。何歳からでも遅くはないので、積極的にトレーニングしてほしいと思います。

コミュニケーション力を高める効果的なトレーニング方法

「コミュニケーション力=話すこと」と思われがちですが、「話す、聞く、読む、書く」の4つをバランスよく身につけることが大切です。当校ではまずカタカナ、ひらがな、漢字をしっかり読めるようにしていきます。次に、長めの文章を音読・朗読して、感情をこめて言葉を発信する練習をします。活字に慣れてきたら文章のトレーニングを行い、起承転結で自分の考えや気持ちを論理的に説明していきます。最後に作成した作文を発表し、読み上げていくことでプレゼンをマスターできるようになります。

家庭での〝親子の会話〟が一番のトレーニング

親子の会話はなによりも良いトレーニングです。お子さんがその日にあった出来事を話すだけで、すでにコミュニケ―ションの環境はつくられています。子どもが話しかけてきたら、笑顔で聞くことから始めてみてください。自分の話を快く聞いてもらえるという経験は、子どもの自信に繋がります。そのときに、言葉の誤りに気づいても、「もっと上手に話そうね」「何を言ってるか分からない」などと発言しないように注意しましょう。

他の子と比較するのではなく子どもの個性にフォーカス

「他の子は元気な声で会話をしているのにうちの子はできていない」などの声を聞くことがあります。でも、初めから話すことが好きな子もいれば、話すことが好きだけどうまく話せない子、そもそもどう話していいかわからない子もいます。「他の子はできているのにうちの子は」という負の感情はお子さんに伝わります。それが自尊心や自己肯定感の低下につながります。大人と子どもの世界観は違います。その子にどんな練習が必要なのか、どんな声掛けが必要か、メンタル面はどうかなど、日ごろから観察するようにしましょう。

会話が苦手でも大丈夫 親子で一緒に高めていこう

もし親御さんが話すことが苦手でも心配ありません。お子さんの前でかっこよく話そうとする必要はないのです。親子の会話で大切なのは対等性であり、親だから偉い、子どもだから未熟という固定観念にとらわれず、親子で一緒に歩んでいくことも教育です。親御さん自身が、国語力がないと思っておられるなら、お子さんと一緒に漢字の書き取りや音読、作文の練習をするのもおすすめですよ。

「認知能力」と「非認知能力」とは

どちらの能力も生きるために必要な力です。

教えてくれたのは… 

受験・医療専門予備校 江戸塾代表
江戸 優一 さん

2015年にオンライン授業の先駆けとなるオンライン家庭教師をスタート。現在はオンライン塾・オンライン予備校として日本全国、アジア地域で学習サポートを展開。学力と人間力を同時に育成できる新たな学習塾として注目されている。

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この記事を書いた人

まみたん編集部

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