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片づけ上手な子に育てる|ともに育つ・育む

自ら片づけられる子になるために、親ができることは何でしょうか。 「親・子の片づけ教育研究所」で理事を務める橋口さんにお答えいただきました。

子どもが片づけたくなる上手な声のかけ方とは?

子どもは本来片づけが苦手なわけではありません。片づけられないのは、片づけの必要性を感じていなかったり、やり方を知らないから。また、お母さんの声のかけ方によっては、「怒られる嫌な作業」という認識がついてしまっている場合もあります。ここで大切なのはポジティブな声かけです。「おもちゃを片付けないとおやつが食べられないよ!」ではなく「おもちゃを片づけてからおやつにしようか」と言ったり、「ほら、〇〇はどこにしまうの!?」ではなく「〇〇はどこにしまうんだったかな。〇〇ちゃん教えてくれる?」といった声かけを心がけましょう。

ポジティブフィードバックですすんで片づけられる子に!

片づけたあとは「ありがとう、スッキリしたね!」など、褒めたり感謝の気持ちを伝えたりしましょう。小さな子どもはママもパパも大好き。大好きな人に認められ、褒められることが、何よりの原動力になります。褒める、驚く、喜ぶ、お願いする、感謝するなど、ポジティブな声かけならどんなものでもいいので、ぜひ飛び切りの笑顔とともにフィードバックをしてあげてください。

収納のコツは子ども目線で簡単に!

子どもを片づけ上手にしたいなら、まずは自分が子ども目線になることが大切。子どもが片づけやすい仕組みを整えてから、片づける場所や方法を教え、日々の様々な場面でポジティブな声かけをしてあげる事が理想的です。

「子ども目線で簡単」な、4つの収納アイデアをご紹介します。
ぜひご家庭で実践してみてください。

❶遊ぶ場所の近くに収納できるようにする。

❷写真や文字を使ったラベルなどで、何をどこにしまうかをわかりやすくする。

❸入れるだけ、置くだけなど、片づける作業をシンプルにする。

❹15分程度ですっきり片づけられるように、モノの量を調整する。

見せる収納としまう収納子どもの個性に合わせて取り入れて

子どもは大好きなおもちゃが飾るように収納されている「見せる収納」が好きです。特に、並べるのが大好きなコレクタータイプの男の子はとても喜びます。一方で、「しまう収納」はママには人気ですが、わかりにくかったり、何をどこにしまうか覚えられない子もいます。子どもの得手不得手によって収納の方法を考えてあげましょう。また、子どもの年齢にもよりますが、片づけ方がわかるまでは「一緒に教えながら片づける」のがおすすめです。片づけ方がわかるようになれば、その時は近くで別のことをしながら見守りつつ、終わった時に「一人でできてすごいね、早かったね」などの声かけをしてあげましょう。

買ってあげるおもちゃは "本当に欲しいものだけ"に

100円ショップやガチャガチャなどで安価におもちゃが手に入る時代。まあいいか、と思ってすぐに買ってしまうと、いつのまにか部屋はモノであふれてしまいます。子どもは好奇心旺盛なので、目についたモノを何でも欲しいと感じてしまいますが、本当に気に入って何度も欲しいと思うのはその中の一部だけ。親はあまり先回りせず、子どもをよく観察し、子どもが本当に興味を持ちそうなモノを与えてあげることが理想です。最近ではおもちゃのサブスクサービスもあるので、取り入れてみるのも一つの方法です。

親も子どもと一緒に片づけ上手を目指しましょう

子どもが片づけ上手になるには、ママ自身が「片づけが苦手」という意識を解消することが大切です。そして、忙しいママほど片づけの時間を減らしましょう。暮らしの変化によって「使わなくなった物」を手放し、片づける物の数を減らすことから始めてみてはいかがでしょうか。要不要の基準を自分で見極めるのがむずかしければ、一度プロと一緒に頭の整理をするのもおすすめです。家族みんなで片づけ上手を目指しましょう。

自粛前よりも増えたと感じる行動は?

おうち時間が増えて、家の中を快適にしたいという需要が高まっています

株式会社ビープライス「自粛時に増えた・減った行動調査結果」より作成

教えてくれたのは… 

Sunny Days代表、一般社団法人 親・子の片づけ教育研究所
理事 橋口 真樹子 さん

「家庭内の片づけは、家族に協力してもらえるコミュニケーションを整えることが必須」をモットーに、家族全員に寄り添う片づけカウンセリングや講演会を行う。『親が知っておきたい大切なこと1 自分から片づけるようになる 整理整頓』(旺文社)など著書多数。

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この記事を書いた人

まみたん編集部

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