未来のためのお金の貯め方・増やし方 ママのためのマネー講座|今からはじめる教育資金を増やす4つの方法

教育資金を貯めようと思っても、どんな方法があるかわからないママも多いはず。 そこで今回は、自分に合ったスタイルが見つけられるように4つの方法を紹介します。 ※当記事は2024年8月に作成したものです

保険を活用して増やす

学資保険など、貯蓄性のある保険は、教育費目的の資金として貯められることに加え、保護者の万が一の際にも教育資金が確保できることが特徴であり、一番のメリットでもあります。毎月保険料を払うことで、学資保険であれば、満期金のほか、子どもの成長に合わせて進学準備金や祝い金などが受け取れます※。

※受け取り方法や受け取るお金の名称は各保険会社により異なります。

児童手当は生活費口座とわけて貯める

児童手当を使わずに貯め続けると、15歳までに約200万円を準備できます。また、2024年10月から18歳まで支給されることになりました(所得制限も撤廃)。振込を生活費とは別の「教育費用」の口座に設定することで、いつの間にか使ってしまった!を防ぐことができます。

投資で増やす

教育費が大きく必要となるまで10年以上ある場合、今あるお金を投資などによって効率的に増やすこともおススメです。投資先は株式、債券、投資信託など様々な種類があるので、投資初心者や投資に不安のある人は、少額から始められるものを選ぶと安心です。

【例えば】 新NISA制度を使った運用

2024年から大幅に制度が拡充、非課税期間が無期限になる等、新たに始まった少額投資非課税制度である新NISA。こちらを教育費準備に活用するのも1つの方法です。ただし、投資には資産が減るリスクもありますので、あくまでも教育資金の一部の活用に留めておきましょう。

預貯金で増やす

預金者が金融機関にお金を預けることで、預けた金額に対して金融機関が定期的な利息を支払う仕組みです。金利は金融機関ごとに異なります。預入先の金融機関によってお金(元本)が保証されるので、受け取る際に目減りしないことが最大の特徴といえるでしょう。

【例えば】 自動積立定期預(貯)金

銀行の自動積立定期預(貯)金制度を利用すれば、毎月指定した日に指定した金額を、普通預(貯)金口座から定期口座へ自動的に積み立ててくれます。毎月一定額を貯めたいけれど、手元にお金があると使ってしまう人や、自分で口座を移すのをつい忘れてしまう人にはぜひ利用していただきたい制度です。金融機関ごとに積立額は異なります。

教えてくれたのは…

ライフデザインFP(CFP®)、 <br>家計整理アドバイザーマスター講師<br> 山本 美紀 さん

金融商品などの販売をしない<独立系のファイナンシャルプランナー(FP)>として起業。家計相談やライフプラン作成、女性向けセミナー・講座、執筆、動画配信等を通じて、年100件以上の家庭にお金のアドバイスや望む働き方の実現をサポートしている。1男1女の母。神奈川県在住。
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