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災害への備えは大丈夫?|防災について見直そう

自宅がどんな地域にあるのかによって、起こりうる災害や避難方法など、必要な情報は変わります。 もしもの災害に備えて今一度、防災知識をアップデートしましょう。

今さら聞けない
ハザードマップの見方・使い方

【ハザードマップとは?】
自然災害による被害の軽減や防災対策を目的とし、災害の種類別に被災想定区域や避難場所・避難経路・防災関係施設などを表示した地図です

ハザードマップで自宅のリスクを確認

❶ 洪水ハザードマップ

国または一部の都道府県が管理する河川で、最大規模の降雨が発生した場合、どのくらい浸水する可能性があるのかを段階に分けて表示。浸水の深さによって垂直避難か、別の場所への避難かを考えるようにしましょう。

❷ 津波ハザードマップ

巨大な地震が発生した時に起こりうる津波。万が一発生した際にどれくらい浸水するのかを段階に分けて表示。揺れを感じたら、より高いところに避難できるように避難場所も確認しておきましょう。

❸ 土砂災害ハザードマップ

地すべり、土石流、崖くずれなどの土砂災害が発生する恐れがあり、警戒避難体制を整備すべき区域を警戒区域・特別警戒区域の2段階で表示。地震の場合は即避難、豪雨などの際は気象情報をこまめに確認し、早めの避難を心がけてください。

❹ 高潮ハザードマップ

海や河口が近い場合は、台風や低気圧などにより海面水位が上昇する高潮にも警戒が必要です。道路の冠水や浸水時に想定される浸水の深さが表示されますが、満潮と重なると想定以上に深くなる可能性も考えられます。


◆防災に活用したいサービス2選◆

#pasobo

住所や家族構成など、13の質問に回答すると、約1分で災害時のリスク、必要な備え、避難のタイミングがわかる無料で使えるサービスです。ハザードマップの使い方が難しいという人でも簡単に防災情報を得ることができます。

キキクル

気象庁が運用している、大雨による土砂災害、浸水害、洪水災害の危険度分布表。災害の危険度が5段階に色分けされ、リアルタイムで更新。自分の家の近くの状況を把握でき、避難のタイミングがわかります。


子どもを守るために
災害前に備えておきたい便利アイテム

▶ 乳児がいる場合

母乳育児の場合は母乳継続が大事なのでママ用の食料備蓄が必要です。子どもに合ったサイズのオムツやミルク育児の場合は普段使っている粉ミルクなどは、支援物資でもなかなか届かないことがあります。2週間分備蓄しておきましょう。

ミルク授乳には哺乳瓶ではなく紙コップを用意しましょう。使い捨てなので衛生面でも安心です。

液体ミルクは保存しやすいですが、非常時だけではなく普段から飲ませておくことが大事です。

▶ 幼児がいる場合

いつもとは違う状況に、子どもたちの不安は高まる一方なので、普段から食べ慣れているお菓子やジュースなどを用意しておくと、ぐずった時に助かります。子どもを抱いて避難する際には、抱っこ紐があると負担が軽減されます。

シールブックや折り紙など、子どもが好んで遊ぶアイテムがあると避難所での不安も和らぎます。

小魚や干し芋など、栄養が取れて日持ちがする食べ物を入れておくと、お菓子代わりにもなります。 


◆季節別の防災アイテム◆

凍らせて冷却剤代わりに

水入りペットボトルを凍らせておくと、冷却剤代わりになり、溶けたあとは飲料水として飲むこともできます。

寒さをしのぐ必須アイテム

防災リュックとダウンジャケットを一緒に置いておくと、急いで逃げる際も寒さから身を守ることができます。


◆子どものために備えたい アイテム 2選◆

その❶ SOSカード

家族写真の裏に子どもの名前・性別・生年月日・血液型・住所・電話番号、アレルギーの有無や指定避難所、家族や学校の名前・連絡先などを書き、ラミネートケースに入れましょう。子どもも親も持ち歩いておくと安心です。

その❷ 防災ポーチ

災害時に助けを求めるホイッスルや、上記のSOSカード、メガネ・薬などの予備、絆創膏、子どもが好きなキャンディやお菓子を入れておきましょう。優先順位を考えて普段から持ち歩ける重さにしておくことが重要です。

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この記事を書いた人

まみたん編集部

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