おやこ相談室

おやこ相談室/デジタルデバイスとの上手な付き合い方

子どもを取り巻くデジタル環境はますます身近に。スマホやタブレット、いつからどう使わせる? デジタルデバイスとの向き合い方について石戸奈々子先生にお聞きしました。

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「使わせない」より「どう使うか」を考えよう

スマホやタブレットなど、デジタルは子どもの興味や学びの世界を広げてくれる存在で、成長を支える選択肢のひとつ。「使わせるか、使わせないか」ではなく、活用する力を育むことがポイントです。

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デジタルデバイスを親子の会話のきっかけに

おすすめなのは、ママやパパと一緒に使うこと。昆虫を見つけたらその場で調べたり、宇宙の動画を見たら、その後、一緒に科学館に出かけたりすることで、子どもとの会話が自然に広がります。動画やゲームだけでなく、物語をつくるなどの創造活動につなげることも意識してみましょう。

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かかわり方で注目すべきは利用時間よりも内容

デジタルデバイスというとママ・パパは利用時間を心配しがちですが、大切なのは使い方。同じ30分でも、刺激の強い動画を見続けるのと、動画を参考に工作を行うのとでは意味が大きく異なります。年齢に合った内容を選び、「何が面白かった?」と話しかけることで、学びへとつながります。

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デジタル依存が心配なときは生活リズムの乱れを確認

「依存体質になるのでは」「目に悪くないか」と気にされる声をよく耳にします。デジタル機器はツールでしかないため、良し悪しは使い方次第。生活全体の中でのバランスが鍵となります。十分な睡眠や運動、外遊びの時間、家族とのコミュニケーションなど、必要な時間が取れている中で適切に利用するのであれば、過度に恐れる必要はありません。

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年齢で区切るのではなくなぜデバイスが必要かを考えて

幼いうちはデジタルデバイスを親子で共有する形で十分です。何を見ているか把握しやすく、ルールも教えやすくなります。小学校入学後は、連絡や学習でデジタル機器を使う機会も増えます。子ども専用のデバイスを持たせる時期に、正解はありません。家庭の状況や子どもの成長に合わせて、目的を見極めましょう。

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ルールづくりのポイントは「対話」と「予告」

動画やゲームは大人でもすぐにはやめられないものです。子どもが時間通りに切り替えられないのは自然なことだと考えましょう。まずはフィルタリングを使う、広告やおすすめの制限を設定するなど、技術的なサポートを活用してみてください。さらに、親子で話し合い、動画は1日1本まで、などといったルールづくりを。「終わったらおやつにしよう」と、次の行動につなげる声かけも効果的です。

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SNS時代に向けて幼児期からできること

将来のSNS利用に備え、困ったら大人に相談する習慣を身につけておくことが安全対策となります。「何かあったら話してね」「失敗しても大丈夫」と伝え続けることで、親子間の信頼関係が築かれます。また、「写真を撮ってもいい?」「この写真送ってもいいかな」と確認する習慣は、プライバシー意識や相手を思いやる気持ちにつながります。

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AI時代を生きる子どもたちのために

AIは「答えを教えてくれる機械」ではなく、「一緒に考える相手」と捉えてください。好奇心や想像力を広げてくれる一方で、間違えることもあります。回答を鵜呑みにせず、「これは正しい?他の考え方はない?」と問いかける姿勢を身につけましょう。

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子どもに携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、パソコンでさせること

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デジタルデバイスをどのように活用するかをしっかり見極めて、生活の一部として親子で上手に取り入れましょう。

教えてくれたのは...

おやこ相談室_デジタルデバイス_画像_石戸奈々子先生

慶應義塾大学教授・CANVAS理事長 石戸 奈々子 先生

東京大学工学部卒業後、MITメディアラボ客員研究員を経て、NPO法人CANVAS、一般社団法人超教育協会を設立し、代表に就任。総務省情報通信審議会委員など省庁委員やNHK中央放送番組審議会委員を歴任。政策・メディア博士。

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Author

まみたん編集部

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