【まみたん京都版☆家計簿診断】

とにかくお金が貯まらない！パパは貯蓄に無関心…どうすればいいの～？？？

パパ （27 歳 / 会社員) 、ママ (28歳 / アルバイト) 、長女 (1才)

28 歳の新米ママです。夫の収入の手助けになればと春からアルバイトを始めました。ところが、外へ働きに出ることで、洋服代やお小遣いが必要となり、貯蓄が思うようにできません。夫は貯蓄に無関心で、私任せなのも不安です。どうすれば貯蓄できますか？

将来を見据え、いつまでにいくら必要かご夫婦一緒に考えましょう。

まずは将来のために「いくら」の貯蓄が「いつまでに」必要かを考えてみましょう。その際は奥
さんだけではなく、ご夫婦で一緒に考えてください。希望するお子さんの進路によっても変わりま
すし、目標意識を共有することでご主人も貯蓄に積極的になってくれることが期待できます。続い
て、現状の支出を見直してみましょう。概ね上手にやりくりされているようですが、やや高いのは交際・娯楽費です。収入に占める割合としては2 ～ 3％が目安ですので現状の半分には抑えたいところです。被服代についてはお仕事を始めるにあたっての一時的な支出でしょうから、多くは今後貯蓄にまわすことが可能かと思います。目安は収入の3％、約9 千円ですから差し引き2 万6千円が貯蓄にまわせそうです。これで合わせて約3 万5 千円の貯蓄原資ができます。定期的に目標と照らし合わせながら見直しを行い、随時修正していきましょう。

お答えいただいたのは…「サポートフォース」の高野先生

AFP 認定者、金融教育支援員 （株）サポートフォース 高野泰全

ＡＦＰ認定者　金融教育支援員。京都・滋賀を中心に活動する独立系ＦＰ。３児
の父です。住宅購入時の家計アドバイス、保険診断、教育資金や老後への備えの
ための貯蓄相談など幅広くご相談に応じます。ＦＰ資格の取得支援や金融教育支
援員としても活動しております。お気軽にお問い合わせください。