【まみたん京都版☆家計簿診断】
銀行に預けているだけの貯蓄を上手に運用したいです。また マイホームを買うタイミングは?
パパ (36 歳 / 会社員) 、ママ (32歳 / 会社員 ) 、長女 (5才 / 年長)、 長男 (2才)
毎月、家計をやりくりして余った分を銀行に預けているだけの貯蓄方法です。上手に資産運用するには、どうすればいいでしょうか?また、マイホームもほしいです。4000 万円ぐらいのマンションが希望なのですが、どのタイミングで買えばいいのか分かりません。ぜひアドバイスをお願いします。
比較的堅実な投資信託での積立て投資をおすすめします。
マイホームの購入のタイミングを考える上で重要なことは、今後の具体的な資金計画です。仮に希望している4000 万円のマンションを購入するとして、全てを借入れで工面しようとすると金利の低い変動金利でも月々の返済金額は約10 万円です。マンションは管理費等もかかりますので、これらを加えると月々約14 万円となり住居費負担が大きく増えます。家計に占める住居費の割合は25%程度が望ましいので、この目安を超えて家計全体に影響が出そうです。今後、資金として1000 万円を貯めて借入金額を3000 万円に抑えられた場合、管理費等を含めても月々約11 万円にまで下がります。金額と期間を定めて目標に向けた資金計画を立てましょう。その際、貯蓄だけでなく資産運用をすることにより計画が早まるかもしれませんが、リスクもともないますので、比較的堅実な投資信託での積立て投資をおすすめします。
お答えいただいたのは…「サポートフォース」の高野先生
AFP 認定者、金融教育支援員 (株)サポートフォース 高野泰全
AFP認定者 金融教育支援員。京都・滋賀を中心に活動する独立系FP。3児
の父です。住宅購入時の家計アドバイス、保険診断、教育資金や老後への備えの
ための貯蓄相談など幅広くご相談に応じます。FP資格の取得支援や金融教育支
援員としても活動しております。お気軽にお問い合わせください。