守ろう!子どもの健康|どんな種類があるの?子どもの健診

定期的に行われる健診は、子どもの成長具合や健康状態を確認するために重要です。スケジュールや内容をしっかり確認しておきましょう!

乳児健診

赤ちゃんの健康や成長、発達を定期的にチェックします。診察にとどまらず、子育ての悩みや気になることを専門家に相談できる重要な機会でもあります。

<span style="color: #f08080;">乳児健診のスケジュール</span>

1か月健診

主に授乳量や体重、便の回数や色に異常はないか、発達面では緊張が強すぎたり弱すぎたりしないか、光・音に反応するかなどをチェックします。

3~4か月健診

発達や疾患のポイントになる時期なので、最も重要な頸のすわりをチェックしつつ、疾患としては、発育性股関節形成不全(先天性股関節脱臼)・脳性まひなどを確認します。

6~7か月健診

寝返りやお座りができるか、人見知りや母親など特定の人への反応も確認します。また、万一、難聴がある場合は生後6か月までの対応が有効だといわれています。

9~10か月健診

つかまり立ち、伝い歩きへと進んでいきますが、10か月の時点で必ずできていなければいけないわけではありません。喃語(なんご)の発生具合も確認します。

1歳半健診

ひとり歩きができるか、指先で物をつまむことができるか、「ママ」「パパ」など簡単な言葉を理解し、指差しなどでコミュニケーションができるかなどを確認します。

3歳児健診

集団生活・同年代の子どもとの関わり方に問題がないかを確認。視覚・聴覚検査や歯科健診も実施されます。また、低身長への対応が必要な時期です。

5歳児健診

就学前の時期に、心身異常の早期発見(精神発達の状況、言語発達の遅れなど)、育児上問題となるような点について確認します。集団生活に支障が出そうな発達特性がある場合は、より早期の対応が望ましいので、少しでも気になることがあれば病院で相談しましょう。

就学前健診

一般的な健康状態の確認と、集団生活に対して注意すべき点がないか確認します。

教えてくれたのは…

さの赤ちゃんこどもクリニック<br>院長 佐野 博之さん

6つの病院で小児科医を務めた後、2020年8月、谷町六丁目駅近くに「さの赤ちゃんこどもクリニック」を開業。「小児科専門医・指導医」や「子どもの心の相談医」のほか、さまざまな資格を取得している小児医療のプロフェッショナル。

谷町6丁目すぐ | さの赤ちゃんこどもクリニック | 気軽に相談できる大坂市天王寺区清水谷の小児科クリニック

はじめまして、さの赤ちゃんこどもクリニックです。
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未発達な子どもの体には、けがや病気がつきもの。もしもの時に備えて応急処置の方法を事前にチェックしておきましょう。