ママと子どもの時間のつくり方|ともに育つ・育む!

時間が足りない!自分の時間が欲しい!忙しいママ達の願いを叶える時間管理のコツを坂東愛子さんにお聞きしました。

自分の価値観を知ることが時間づくりの第一歩

毎日24時間と決まっているのに、「時間が足りない」と悩んでいる人はたくさんいます。最近では、便利家電や時短術など、時間を捻出する方法がたくさん提案されていますが、実は「時間がない」という概念は、自分の価値観が大きく影響しています。まずは、自分中心に動ける「自分軸タイプ」、他人に重きを置く「他人軸タイプ」の2パターンに分けて考えてみましょう。

<span style="color: #f08080;">自分軸タイプ</span>

自分中心に物事を考える傾向にあり、自分の時間を優先するため、「家事や育児に追われて時間がない」という悩みがあまり生まれません。

<span style="color: #f08080;">他人軸タイプ</span>

他人に重きを置くため、子どもや家族のことを優先してしまう傾向に。自分の時間を持つことに罪悪感を持ってしまう人も。

タイプ別で知る!時間の使い方攻略法

<span style="color: #f08080;">自分軸タイプ</span>

自分のやりたいことは明確なので、優先順位をつけて時間の整理をしましょう。気分で動いてしまうこともあるので、洗濯をする日や料理の献立など、ルーティンを決めるとスムーズに進みます。自分がやりたいことをするために、パパや子どもをはじめ、周りの人をどう巻き込んでいくかがカギになります。

<span style="color: #f08080;">他人軸タイプ</span>

他人ファーストなので、自分がやりたいことがわからない人が多いのが特徴。ちょっといいお茶を飲む、好きな動画を見るなど、些細なことでもいいので、やりたいことを100個書き出しましょう。そして、先に自分の時間を押さえてから帳尻を合わせてください。1日の行動を書き出すことで、「やること」「やらないこと」を客観視できます。

子どもがひとりで過ごす時間を持たせることが「ママの時間」をつくる近道

子どもを優先してしまうママが自分時間をつくる方法のひとつが、子どもが夢中になれる遊びを見つけることです。一人遊びに集中している間、ママは自由に時間を使えます。もし動画やゲームを取り入れるなら、知育要素のあるものを選ぶと良いでしょう。楽しみながら学べるコンテンツなら、罪悪感も薄れます。ただし、好きなことだけをやらせるのではなく、早起きをして朝ごはんまで、外出時静かにしてほしいとき、宿題をやった後のごほうびなど、メリハリをつけることが大事です。

こどもが寝る前の15分は濃密なコミュニケーションを

子育ての目標は、子どもが自分で起きて学校に行き、楽しく過ごせるようになること。そのために大切なのが「情緒の安定」です。ママの心に余裕がなければ子どもに愛情を注げません。「今日も遊んであげられなかった」と思うのは心に負担がかかるだけです。1日15分でも30分でもいいので、子どもがママに甘えられる時間をつくりましょう。眠る前、絵本を読んでギュッと抱きしめながら添い寝してあげたり、遊びに全力で付き合ってあげたりすると、短時間でも子どもは満たされた気持ちになります。

「調整力」で余裕をつくり、 子どもへのパワーの源に

家事・育児は、臨機応変に調整することを意識しましょう。1週間単位で達成目標を立て、大まかなルーティンを決めて、できなければ週末に帳尻を合わせます。掃除や洗濯が毎日できなくても、生活はできます。自分のタイプや、やりたいことを理解し、「調整力」を身に付けることが時間管理の軸に。ママが自分のために投資できる時間が生まれると、心に余裕が生まれて子どもへパワーを注げるようになります。すると子どもの情緒も安定し、結果として子どもの個性を伸ばしてあげることにつながるのです。

教えてくれたのは… 

一般社団法人育児キャリアアップ推進機構 代表理事
国家資格キャリアコンサルタント・保育士 
坂東 愛子 さん

北海道北見市出身。長男の出産後、板橋区でママコミュニティ「マム・スマイル」を発足。2019年には一般社団法人「育児キャリアアップ推進機構」を発足。家庭と仕事の両立には家庭内におけるタイムマネジメントが重要と考え、ママに特化した時間管理セミナーも開催。