親子で楽しく「食」について学ぼう|子どもの味覚を育てるには?
味覚の形成には「小さい頃の食生活」が大きく関わります。 とはいえ、「何から始めればいいの?」と困っているママ・パパも多いはず。 今回は子どもの味覚を育てるために大切なポイントをご紹介します。
子どもの味覚を育てるには?
味覚の形成には「小さい頃の食生活」が大きく関わります。とはいえ、「何から始めればいいの?」と困っているママ・パパも多いはず。今回は子どもの味覚を育てるために大切なポイントをご紹介します。
味覚を育てるために大切な4つのポイント
❶ 好き嫌いがあるなら調理法を変えよう
「にんじんが嫌い!」と言っている子どもも、実はにんじんそのものではなく、特定の調理法や味付けが嫌いなだけな場合もあります。ひとつの食材でも様々な調理法を試してみましょう。
❷ 嫌なものは 無理に食べなくてOK
好き嫌いも立派な個性のひとつ。食べられない苦手な食材を無理に与える必要はありません。年齢を重ねると好きになる場合もあるので、子どもの主張のひとつとして受け止めましょう。
❸ 食べないと決めつけず 様々な食材を与えて!
オリーブや赤ジソジュースなど、独特な味がするものでも与えてみると子どもは案外喜んでくれることも。小さな時に食材の味をたくさん覚えることで、将来豊かな食生活が送れます。
❹ 初めての食材に触れる 「つまみぐい」を推奨!
ママやパパがキッチンで料理をしている横から、興味を持って一口食べる!という行動は、いろいろな食材に触れるまたとない機会。食べたことないものは「つまみぐい」からはじめてみてください。
アレルギーで食べられない、そんなときは…
代替え食を活用しよう!
牛乳
チーズやバターなどの乳製品にも注意してください。また、代替え食として「豆乳」もあげられますが、味や風味が苦手な子も少なくありません。
代替え食はコレ!
麦由来の甘みがある「オーツミルク」は、くせが少ないので子どもでも飲みやすいですよ。
小麦
米粉を使用してもいいのですが、メーカーによって粒度や成分の違いがあり、料理の仕上りに差が出ることがあります。
代替え食はコレ!
ラーメンは「ビーフン」、餃子の皮は「ライスペーパー」など、代用品をメニューに合せて選びましょう。
鶏卵
「生卵アレルギー」の場合は、火を通すなど加工すれば食べられます。鶏卵が食べられないとタンパク質が不足してしまうので他の食材で補う必要があります。
代替え食はコレ!
「豆腐」や「豆類」などで植物性のタンパク質を摂取するようにしましょう。もちろんお肉でもOKです。
ナッツ類
おやつとしても食べられる、くるみやアーモンドのナッツ類。これらはパンやお菓子の中にも入っていることも多いので注意してください。
代替え食はコレ!
「かぼちゃの種」や「ひまわりの種」がおすすめ。同じような食感、味が楽しめるので子どもも喜びますよ。
教えてくれたのは…
リトルシェフクッキング株式会社
代表取締役
武田 昌美さん
料理を通じて子どもの才能を開花させ、挑戦する勇気・失敗への前向きな姿勢を養うことを目的とする料理教室「リトルシェフクッキング」を経営。2歳から12歳まで、延べ6000人以上の子どもたちに料理の楽しさを教えている。
子供料理教室 リトルシェフクッキング
いかがでしたか?参考になりましたか?
他の関連記事はコチラ↓↓