家族の絆を彩る特別な1日を過ごそう|七五三で素敵な思い出づくり

七五三とは、子どもが健やかに育ったことを感謝し、これからの幸福を願って参拝する行事です。まずは、由来や参拝の方法についてご紹介します。

七五三とは?

<参考文献>
「伝統行事がわかる図鑑⑤くらしとしきたり」
(新谷尚紀監修/ポプラ社)
「親子で楽しむ365日暮らしの行事」
(早未恵理監修/大泉書店)
神社本庁/HP
一般的に女の子は3歳と7歳、男の子は3歳と5歳になった11月15日にお祝いします。由来は宮中の行事で、3歳になった男女が髪を伸ばし始める「髪置(かみおき)」、5歳の男の子が初めて袴をはく「袴儀(はかまぎ)」、7歳の女の子が初めて大人の帯を締める「帯解(おびとき)」の儀式が起源といわれています。

\まずは/七五三の基本を知ろう

<span style="color: #f08080;">七五三のお祝いは何をするの?</span>

住んでいる地域の守り神である氏神(うじがみ)様がまつられた神社に参拝します。ほかにも、子どもの成長をお祝いして写真撮影や食事会をするなど家庭によってさまざまです。

<span style="color: #f08080;">お祝いは数え年でするもの?</span>

元々は数え年でお祝いするのが習わしでしたが、現在は満年齢で行ってもいいとされています。きょうだいと合わせるなど、各自の家庭の事情によって祝うタイミングを決めてよいでしょう。

<span style="color: #f08080;">お祝いする時期は決まっている?</span>

縁起がよい日とされる11月15日に祝うのが一般的ですが、必ずしもこの日にする必要はありません。七五三シーズンは混み合うので、10~12月のいずれかにずらす家庭も増えています。

<span style="color: #f08080;">両親はどんな格好がふさわしいの?</span>

子どもが主役の行事なので、子どもが和装であっても両親はスーツで問題ありません。ただし、子どもが洋装の場合、母親は着物(和装)を避けましょう。

神社のお参りの仕方をおさらい

【STEP 1】鳥居は一礼をしてからくぐる

鳥居は前で一礼をしてからくぐります。参道を歩くときは神様が通るとされている中央を避けるとよいでしょう。

【STEP 2】手水舍(てみずや)で心身を清める

まずは参拝の作法の1番目ともいえる「手水」を行いましょう。具体的な作法は右の通りです。

【STEP 3】心をこめて拝礼する

拝殿の前に進み、お賽銭を入れましょう。鈴がかけてある場合は鈴を鳴らし、拝礼してください。具体的な作法は右の通りです。

【CHECK】ご祈祷を受ける場合は予約しておこう

七五三シーズンの神社は混み合います。事前にWEBサイトや電話で予約し、ご祈祷料もあわせて確認しておくと安心です。

【CHECK】神社によって拝礼方法は異なる場合も

全国的に上記で紹介した方法を基本としていますが、特殊な拝礼方法を行っているところもあります。その際は神社の作法に従ってお参りしましょう。

いかがでしたか?参考になりましたか?
他の関連記事はコチラ↓↓

家族の絆を彩る特別な1日を過ごそう|七五三の衣装

伝統的な着物には、子どもの健全な成長を願うさまざまな想いが込められています。衣装選びの際には、その意味にも注目してみましょう。