イヤイヤ期はいつからいつまで?</br>どうして起こるの?
イヤイヤ期と反抗期の違い
イヤイヤ期についての疑問を先生にお答えいただきました
●Q.イヤイヤ期がない子もいますか?ないことで成長発達に問題は?
A.イヤイヤには個人差があり、保護者の方の受け取り方で印象が変わります。同じ状況でも、イヤイヤ期がなかったと感じるママもいることでしょう。また、ママの接し方や受け入れ方でも、イヤイヤが激しくなったり穏やかになったりすることがあります。イヤイヤ期がないことで、成長発達に影響はないでしょう。
●Q.理解ができなくても言葉で言い聞かせることは必要?
A.言葉で言い聞かせることも必要ですが、この時期にあまり長々と言うのはおすすめしません。サッと短く切り上げる方が良いでしょう。イヤイヤに真剣に付き合いすぎて、ママが疲れてしまわないようにすることも大切です。
●Q.公共の場でイヤイヤ発生!お菓子やおもちゃでつるのはダメ?
A.時と場合によっては良いと思います。公共の場でイヤイヤが始まると、周りの人に気を遣いますし、精神的にも肉体的にも疲れてしまいます。その分、たまにイヤイヤに徹底的に付き合ってあげる日を作ってあげてもいいかもしれませんね。
●Q.イヤイヤに付き合ってヘトヘト…うまくリフレッシュする方法は?
A.イヤイヤが始まったら公園やお散歩に行ってみるのはいかがでしょう。軽い外出はママの気分転換にもなります。あとは、お子さんのお昼寝タイムなどにママの好きなことをしましょう。ドラマや映画を観るなど、たとえ短時間であっても自分の時間を持つことは大切です。
●Q.イヤイヤ期・反抗期を上手に乗り切るコツはありますか?
A.言葉がある程度理解できるようになっていたら、選ばせるのがおすすめです。上着を着るのを嫌がった時は「赤と青どちらにする?」と聞いてみたり、帽子を嫌がった時は「じゃあ、靴を履いてから被る?公園についてから被る?」と聞いてみましょう。すると子どもは選ぶ方に集中し、イヤイヤしていたことを忘れてしまう場合が多いのです。さらに、自分で選んだことに対する満足感も得られます。
「思い」はしっかり受け止めて柔軟に対応しましょう
イヤイヤ期はいつからいつまで?
教えてくれたのは…
ままとんサロンや子育て支援センターの運営のほか、一時預かりサービスや産前・産後家庭支援ヘルパーなど、さまざまな支援活動でママのサポートを行う。一人ひとりに応じた丁寧な少人数保育が好評。