子どもと一緒に絵本を読もう!|年齢別 おすすめの絵本

長年愛され続ける絵本や、話題の絵本のなかから、 読み聞かせにぴったりな絵本をよしい先生がセレクト! 子どもと一緒に絵本タイムを楽しもう。

0~1歳におすすめの絵本

もこ もこもこ 

谷川俊太郎 作/元永定正 絵/文研出版
「しーん」とした世界に、「もこ」と地面がふくれあがり、「もこもこ」と大きくなりました。「にょきにょき」と小さな盛り上がりができ、ふくれあがったものはどんどん大きくなって…。

<span style="color: #f08080;">おすすめPOINT</span>

不思議なイラストに、シンプルで短い擬音が楽しい絵本。少し大げさに、明るく読んであげると、赤ちゃんや小さな子どもは夢中になって読みます。

はらぺこあおむし

エリック・カール 作/もりひさし 訳/偕成社
生まれたばかりの小さなあおむしはお腹がぺっこぺこ。毎日もりもり食べて、どんどん大きくなっていきました。やがてあおむしはさなぎになり、何日も眠ったあと美しい蝶に変身します。

<span style="color: #f08080;">おすすめPOINT</span>

穴のあいた仕掛けページがあり、子どもが遊びながら楽しめる絵本です。はらぺこあおむしの歌もあるので、絵本を見ながら一緒に歌うのもよいでしょう。

2歳~ におすすめの絵本

しろくまちゃんのほっとけーき

わかやま けん 作/こぐま社
しろくまちゃんがお母さんと一緒にホットケーキを作ります。卵を割って、牛乳を入れて、よく混ぜて。おいしく焼きあがったら、お友だちのこぐまちゃんを呼んでいただきます。

<span style="color: #f08080;">おすすめPOINT</span>

一生懸命ホットケーキを作るしろくまちゃん。こぐまちゃんとの「楽しいね」「おいしかったね」という会話では、人と共有する思いを育んでくれます。

どうぞのいす

香山 美子 作/柿本 幸造 絵/ひさかたチャイルド
うさぎさんが作った「どうぞのいす」に、ろばさんが持っていたどんぐりを置いて木の下でひと休み。ろばさんが眠っている間につぎつぎと動物たちがやってきて、とりかえっこが繰り広げられます。

<span style="color: #f08080;">おすすめPOINT</span>

「どうぞ」と「ありがとう」の気持ちがつながっていく、思いやりが心を和ませてくれるお話です。繰り返しのストーリーでテンポよく読むことができます。

3歳~ におすすめの絵本

ぐりとぐら

中川李枝子 作/大村百合子 絵/福音館書店
お料理することと食べることが大好きな野ねずみのぐりとぐらは、森で見つけた大きな卵でカステラを作ることに。カステラを焼くにおいにつられて、森じゅうの動物たちが集まってきました。

<span style="color: #f08080;">おすすめPOINT</span>

大人気のぐりとぐらの絵本。お話がどんどん広がり、言葉をたくさん覚えられます。シリーズ展開されていて、次の絵本が選びやすいところもポイントです。

ぐるんぱのようちえん

西内ミナミ 作/堀内誠一 絵/福音館書店
ひとりぼっちの大きなぞうのぐるんぱは、いろいろな仕事場で一生懸命に働きますが、つくるものが大きすぎて失敗ばかり。そんなとき、子どもがたくさんいるお母さんに出会って…。

<span style="color: #f08080;">おすすめPOINT</span>

失敗を繰り返しながらも前に進む健気なぐるんぱは、その先でしっかりと自分の仕事を見つけます。大人が読んでも、じ~んと心を打たれるお話です。

5歳~ におすすめの絵本

はじめてのおつかい

筒井頼子 作/林明子 絵/福音館書店
みいちゃんはママに頼まれて牛乳を買いに出かけます。自転車にベルを鳴らされたり、坂道で転んでしまったり、ひとりで歩く道は緊張の連続。みいちゃんは無事におつかいをして帰れるのでしょうか。

<span style="color: #f08080;">おすすめPOINT</span>

小さな女の子のドキドキしたりほっとしたりする心の動きが描かれた絵本です。絵本の中の美しい街並みにも注目して読んでみてください。

からすのパンやさん

かこさとし 作・絵/偕成社
カラスの町・いずみがもりにある、からすのパンやさん。子どもたちの意見を参考にしていろいろな形のパンをどっさり焼いたら、町中で評判が広がり、お店はお客さんであふれて大騒ぎに!

<span style="color: #f08080;">おすすめPOINT</span>

予想外の展開が愉快な、リズム感、躍動感のある絵本です。ユニークでおいしそうなパンがたくさん描かれていて、親子の会話も盛り上がります。

ママにおすすめの絵本

おへそのあな

長谷川義史 作/BL出版
お母さんのおなかのなかにいる赤ちゃん。おへその穴をのぞいてみると、お兄ちゃん、お姉ちゃん、お父さんの姿が。みんな、赤ちゃんが生まれてくるのを楽しみに待っています。

<span style="color: #f08080;">おすすめPOINT</span>

お腹の赤ちゃんがおへその穴から外の世界をのぞいてみたら…。親の心に響くお話で、お姉ちゃんやお兄ちゃんになる子どもにも読んであげたい絵本です。

どんなに きみがすきだか あててごらん

サム・マクブラットニィ 文/アニタ・ジェラーム 絵/小川仁央訳 評論社
仲良しのチビウサギとデカウサギが、お互いをどんなに好きかくらべっこ。腕を広げたり、背伸びをしたり、飛び上がったりして表現しますが、体の大きなデカウサギにはかなわなくて…。

<span style="color: #f08080;">おすすめPOINT</span>

うさぎたちの会話や物語が優しい気持ちにさせてくれます。好きな人がいることは、こんなにも幸せなことなんだと心から思える1冊です。

教えてくれたのは

音読表現の指導者養成スクール認定講師 よしい ともこさん

学生時代に演劇コンクールで個人演技賞受賞。その後、幼稚園教諭を経て、読み聞かせアドバイザー、音読表現の指導者養成スクール認定講師として活動中。三児の母。
いかがでしたか?参考になりましたか?
他の関連記事はコチラ↓↓

子どもと一緒に絵本を読もう!|絵本の読み聞かせをしよう - ママのお出かけ応援マガジンサイト「まみたん」

絵本は親子のコミュニケーションツールになるだけでなく、子どもにさまざまな良い影響を与えます。親子で会話を楽しみながら、絵本の世界に浸ってみよう。
こちらの記事も参考にしてね!

雨の日の過ごし方&工場見学 ママのクチコミアンケート - ママのお出かけ応援マガジンサイト「まみたん」

もうすぐ梅雨時期、雨が続くと、外に出られらない子どももママもストレスが溜まりますよね。そんな雨の日にお家で子ども楽しく過ごし方や、普段目にしてる物が出来上がる工程が見られると人気の工場見学のエピソードをまみたんママにアンケート♪
こちらの記事も参考にしてね!