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デジタルコンテンツとの付き合い方|ともに育つ・育む!

子どもにも身近になったデジタルコンテンツ。 関わり方に迷う方も多いのではないでしょうか。 家庭でのルールの考え方や心構えについて、 高橋暁子先生にお聞きしました。

最初に決めておきたい デジタル利用の約束

 子どもがデジタルコンテンツを使い始める際は、事前にルールを決めておきましょう。使っていいアプリ、課金の可否などの基本的な約束に加え、人の悪口を書かない、ネットで知り合った人と連絡を取ったり会ったりしない、困ったときは必ず大人に相談するなど、ネットを使う上での心得をママやパパと共有しておくと安心です。

家庭ごとに考えよう わが家のデジタルルール

 デジタルコンテンツを楽しむためには、各家庭のオリジナルルールを作ることが大切。まずは利用時間を親子で話し合って決めましょう。そのうえで、スマホやタブレットに備わっているペアレンタルコントロール機能や、コンテンツの制限時間設定機能を活用します。時間になると自動的に使えなくなる仕組みを取り入れ、無理なくルールを守れる環境を整えれば、保護者が注意する負担を軽減できます。

ペアレンタルコントロールでトラブルを防ぐ

 ペアレンタルコントロールとは、子どもがスマホやインターネットを安全に使えるよう、保護者が利用状況を管理・制限する機能。上手に利用すれば、子どもが巻き込まれるトラブルの約半数は未然に防げるといわれます。効果を高めるには、子どもが使うアプリやサービスについて、年齢ごとのリスクを親が把握し、利用時間や使う機能を話し合いましょう。一方的な制限は、子どもが隠れて使う原因に。日頃から会話を重ね、困ったときに相談してもらえる関係づくりを心がけましょう。

デジタルツールを紛失しないために

 スマホやタブレットを持たせるときは「大事なもの」だと認識させることが第一。子ども好みのカバーをつけたり、お気に入りのアプリを入れたりすることで愛着が生まれ、丁寧に扱う意識が育ちます。万が一に備え、遠隔で端末を見つけられる機能は必ずオンにしておきましょう。

個人情報を守るために気を付けるべきこと

 個人情報の取り扱いは特に注意が必要です。顔写真や本名など、個人を特定できる情報は安易に公開しないよう教えましょう。自宅の場所や園・学校名が分かる情報もトラブルの原因に。SNSに投稿する際はネットネームを使う、顔にスタンプやモザイクをかける、後ろ姿の写真を選ぶなどの工夫をし、公開範囲は友達限定に設定すると安心です。

使いすぎを防ぎたいなら 切り替えやすくする工夫を

 子どもが動画やゲームに夢中になるのを防ぐためには、事前の声かけが効果的です。「この動画が終わったらおしまいね」「あと5分で終わりにしよう」と伝えておくと、気持ちを切り替えやすくなります。友達と遊ぶ、絵本を読む、習い事に行くなど、次の楽しみを用意しておくことで自然とデジタルから離れやすくなります。

親の使い方が子に影響! 家族で整えるデジタル習慣

 子どものデジタル利用時間は、ママやパパの使い方が大きく影響します。大人の行動がそのまま手本になるので、子どもの前ではスマホを使い過ぎない、会話中はスマホに触れないなど意識しましょう。また、一緒に運動する時間を増やすなど、デジタル以外に家族で楽しめる選択肢を用意するのもいいですね。

教えてくれたのは…

ITジャーナリスト/成蹊大学客員教授
高橋 暁子 先生

SNSや情報モラル・リテラシーを専門とする。『スマホで受験に失敗する子どもたち』』(星海社新書)、『若者はLINEに「。」をつけない 大人のためのSNS講義』(講談社+α新書)など著書多数。NHK『あさイチ』ほかテレビ出演も多い。

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この記事を書いた人

まみたん編集部

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