子どものイヤイヤ期|イヤイヤ期の特徴と原因を学んで上手に付き合おう!知れば納得!どうしてイヤイヤなの?
子どもを持つ親なら必ず通るイヤイヤ期。毎日のイヤイヤにママは疲労困憊。子どもに寄り添っていくためには、まずは原因を知ることが大切。なぜ起こるのか、いつもで続くのが、メカニズムを知って乗り越えよう! 本当に終わるの? と不安なママも、先の見通しが立てば気分も楽になりますよ♪
知れば納得!イヤイヤの原因
「ご飯を食べようね」「公園に行こうね」。何を聞いても「イヤ! 」の一点張り。
上手に付き合っていくためにも、まずはイヤイヤする原因についてしっかり理解しておこう!
イヤイヤ期とは?
2歳前後は “欲求を抑制する働き”をする脳の部位が未発達なので、我慢することができない。「あれもイヤ! 」「これもイヤ! 」と怒りの感情をそのまま表現してしまう。これは第一次反抗期ともいい、成長過程で自我が芽生えはじめた証。
イヤイヤ期はどうして必要?
幼少期にイライラを発散できなかったり、要求を禁止され続けられたりすると、思春期以降に感情が大爆発する恐れも…。子どもは信頼しているママだからこそ、安心してイヤイヤできるので、成長に必要な通過点と考えて温かく見守ってあげよう。
どうしてイヤイヤするの?
理由 その1 言葉では伝えられない
「本当はこうしたいのに、うまく伝えられない…」という子どものもどかしい気持ちの現れ。その伝えられない苛立ちからイヤと言ってしまうことも。
理由 その2 思い通りにならない
自分がこうしたいのにうまくできない。理想と現実のギャップから子どものストレスが急上昇。そこでママがうっかり手を出すと悪化してしまうので要注意。
理由 その3 体調が悪い
疲れたからお家に帰りたい、眠たいけどまだ遊びたい、風邪っぽくて体がだるい。体調が悪い時は機嫌が悪くなり、イヤイヤが悪化してしまう。
理由 その4 甘えたい
まだまだ甘えたい時期。ママにかまって欲しくて、注意を引こうと子どもはイヤイヤ! 反応してくれるのが嬉しくてわざとイヤがることをする子も。
いつもで続くの?子どものイヤイヤ期
イヤイヤ期の子どもを相手にするのは、体力的にも精神的にも辛いもの。
本当に終わるの? と不安なママも、先の見通しが立てば気分も楽に♪
スタート 1歳頃~
食事中、おかずをおもちゃにして遊び食べしたり、友達のものをいきなり奪い取ったり…そろそろイヤイヤ期が始まる前兆!
★この時期の対処法★
●目を合わせて言葉をかける
●別のものに興味をそらす
●割り切って受け止める
ピーク 2歳頃~
2歳頃から本格的にスタート。言葉でうまく気持ちを表現する力が身に付いていないので、思い通りにならずイヤイヤ!
★この時期の対処法★
●子どもの話にじっと耳を傾ける
●共感する
●選択肢を与える
おわり 3歳頃~
大人の言葉をしっかり理解し、自分でも言いたいことを伝えられるように。また、我慢もできるようになる。
★この時期の対処法★
●言い方を工夫する
●時間に余裕を持つ
●スキンシップで落ち着かせる
やってみよう!イヤイヤ期のチェックリスト
うちの子イヤイヤ期かな?と思ったら、下記の項目でチェックを!チェックが多いほどイヤイヤ期の兆し大!
□ところかまわず大泣きする
□気に入らないと物を投げる
□好きなものしか食べない
□食べている最中に遊びだす
□気に入った服だけを着たがる
□服を着せようとすると逃げ回る
□何でもかんでも「イヤ! 」と叫ぶ
□友達のおもちゃを奪う
教えていただいたのは・・・
子育て本著者・講演家 立石 美津子さん
20年間学習塾を経営、現在は著者・講演家として活動中。自閉症児の母。『一人でできる子が育つテキトーかあさんのすすめ』『子どもも親も幸せになる発達障害の子の育て方』など著書多数。
以上、イヤイヤ期について、いかがでしたか?
ぜひ参考にして、明るく楽しく乗り切ってくださいね♪
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