整理整頓 収納のコツ 《衣類の収納術》|暮らしのアイデア
どんどんと増えていく子どもの衣類。タンスの中を整頓すれば、朝のお着替えや準備がもっとスムーズになるはず。 ひとりでお着替えへのステップにもなるタンス収納のおすすめルールは?など、子どもの衣類の収納術&しつけ術をご紹介♪ ママのお手伝いをして褒めてもらうと子どもは自分に自信が持てるようになるもの。 簡単にできる家事から教えてあげて、楽しくお手伝いをしてもらおう! お片づけができる子どもを育てる参考にしてね。
⭐︎ひとりでお着替えへのステップ
シーズン外の衣類は、押入れやベッド下などに収納。子どもは物の数が少なければ少ないほど、自分で管理ができる。「置く」「入れる」などの単純な動作から、片づける習慣をつけていこう。
⭐︎わが家の適量を見極めよう!
幼稚園や保育園で使うタオルは、持参するセットのほかに、洗い替え用が何セット必要かあらかじめ把握しておこう。子どもが使う衣類の適量は洗濯の頻度によって大体の目安がわかるので、適量を算出しておくとタンスの中もスッキリ♪
トップス、ボトムス、靴下など毎日使う子どもの制服などは、洗濯後にまとめて定位置に置くと便利。置く場所を子どもとルール決めしておけば、服を探す手間も省けて、ひとりでのお着替えもスムーズに。
「ハンカチはタンスの1段目」などのルールを決めて、ひとりで戻せるようになったら片づけが習慣になっている証拠。引き出しの中が多少散らかっていても片付けられるようになったことをまずは褒めてあげよう。
子どもに整理整頓をしつけるには?
片づけが習慣になれば、ママもラクラク!子どもに教えるお片づけの基本ルールを整理収納アドバイザーが疑問を解決!
POINT☆1 説得ではなく納得が大切
やらされているという意識があると、片づけの習慣がすんなりと身に付きません。「きれいなお部屋にするための手段がお片づけ」であることを伝え、子どもに片づけの目的や理由を伝えてあげましょう。
POINT☆2 収納スペースを増やす
部屋が散らかると「片づけなさい!」と怒ってしまいますが、子どもにお片づけをしつけるときに「片づけなさい」は禁句。「●●を元に戻しましょうね」などと声かけし、習慣になるよう子どもを導いてあげましょう。
POINT☆3 半年に1回は見直しを
子どもの成長にともなって、興味の分野や必要なものが変化していきます。そのときに必要なおもちゃを知るためにも、使用頻度を確認する作業は半年に1回を目安に行うのがベストです。
教えてくれたのは…
整理収納アドバイザー 金城 貞美 先生
整理収納アドバイザー、インテリアコーディネーター。BAIL.lNTERIORを設立。フリーランスとして、新築マンションや個人宅・サロンなどのインテリアコーディネート、モデルルーム企画経営や整理収納コンサルタント・ワークサービスなどの分野で活躍。各種セミナーなども開催している。