整理整頓 収納のコツ 《おもちゃの収納術》|暮らしのアイデア
どんどん増えていく子どものおもちゃ。収納場所はあるのに遊ぶたびに散らかって結局ママがお片づけ…というお悩みも多いはず。 どんなルールを作ればいいの?置き場所はどこかいい?親子で一緒にするポイントは?など、おもちゃの片づけ術を伝授! お片づけができる子どもを育てる参考にしてね。
⭐︎子どもでもわかるジャンル分け
BEFORE. ただ単に直すだけの収納
AFTER. 大まかなジャンル別でこどもも片付けしやすくなる
おもちゃの「住所」を決めるときに必要なジャンル分けは、ぬいぐるみ、本、メダル、カードなどと大まかに。細かくし過ぎると子どもが理解できなくなるのでシンプルで分かりやすいルールにしよう。
⭐︎親子で一緒に仕分けよう
おもちゃの片づけ場所は大人が決めてしまうのではなく、子どもと一緒に考えよう。「これは何?」「どこに戻す?」と子どもに質問しながら、使用頻度を確認して戻す場所を決めていこう。どこにも分類できないものを収納できる場所を作っておくのもポイント。
バスケットやカゴに分けたおもちゃは、子どもが取り出しやすい高さに収納しよう。大人と子どもでは目線の位置が違うので、子どもの動線を踏まえて、取り出しやすい場所にしよう。
よく遊ぶものはすぐに取り出せるようリビングに、年に数回しか使わないものはクローゼットに収納しよう。どこに何を片づけたか忘れないように、収納場所にネームを付けることもお忘れなく。
子どもに整理整頓をしつけるには?
片づけが習慣になれば、ママもラクラク!子どもに教えるお片づけの基本ルールを整理収納アドバイザーが疑問を解決!
POINT☆1 説得ではなく納得が大切
やらされているという意識があると、片づけの習慣がすんなりと身に付きません。「きれいなお部屋にするための手段がお片づけ」であることを伝え、子どもに片づけの目的や理由を伝えてあげましょう。
POINT☆2 収納スペースを増やす
部屋が散らかると「片づけなさい!」と怒ってしまいますが、子どもにお片づけをしつけるときに「片づけなさい」は禁句。「●●を元に戻しましょうね」などと声かけし、習慣になるよう子どもを導いてあげましょう。
POINT☆3 半年に1回は見直しを
子どもの成長にともなって、興味の分野や必要なものが変化していきます。そのときに必要なおもちゃを知るためにも、使用頻度を確認する作業は半年に1回を目安に行うのがベストです。
教えてくれたのは…
整理収納アドバイザー 金城 貞美 先生
整理収納アドバイザー、インテリアコーディネーター。BAIL.lNTERIORを設立。フリーランスとして、新築マンションや個人宅・サロンなどのインテリアコーディネート、モデルルーム企画経営や整理収納コンサルタント・ワークサービスなどの分野で活躍。各種セミナーなども開催している。