整理整頓 収納のコツ 《子どもにお片づけを!》|暮らしのアイデア
「お片づけが自分で出来る子ども」になってほしい! それは多くのママ・パパの願いですよね。 おもちゃや下着、ハンカチ、靴など、出しっぱなしで、 部屋がめちゃくちゃって光景はよく見かけるはずです。 そこで、今回は整理収納アドバイザーに、 様々なシーンで子どもが片付けを出来るようになるポイントを伺いました。
⭐︎子どもが片付けやすいルールを決めよう!
目線に合わせて下駄箱収納
下の子は一番下の段、上の子は下から2段目など、下駄箱は目線にあわせて利用する定位置を決めよう。靴はカカトを手前に収納することで、底の減り具合がひと目でわかり、買い替え時期も判断できますよ。
下着やハンカチも場所決め
お子さんが自分で朝の用意ができるように、用途に分けて棚に収納しよう。一番上が幼稚園用のハンカチや靴下、二段目が普段使いのもの、三段目はカバンなど、頻度の高いものを取出しやすい場所に。
おもちゃは絵合わせで楽しく
おもちゃを入れるカゴと、カゴを収納する棚に、同じキャラクターの絵やシールを貼ろう。「このおもちゃは車の絵のカゴに入れて、同じ絵の場所に戻そうね」というように遊び感覚で整理整頓をはじめてみて。
冷蔵庫の中は取出しやすく
ヨーグルトやプリンなど、子どものおやつはパック等から取り出してひとつずつ指定のカゴに入れよう。どの場所に入っているかわかりやすいのはもちろん、パックから外す手間もなくなりますよ。
子どもが率先してお片づけをするようになるポイントは?
整理整頓ができるママになるために、
整理収納アドバイザーが疑問を解決!
POINT☆1 「片付けなさい」は禁句!
片付けが出来ない理由のひとつとして、片付ける場所がない、もしくはわからないことがあげられます。「片付ける」のではなく「元に戻す」感覚で定位置を管理しよう。
POINT☆2 片付けスタートは2〜3歳から
子どもに自分で片付けを始めさせるのは、分別がつきだす2〜3歳からがベスト。まずは絵やキャラクターなど、ビジュアルを用いて楽しみながら始めてみよう。
POINT☆3 ひとつ出来れば自信に
子どもに収納を始めさせる時は、複数の場所を同時にさせるのではなく、ひとつずつから始めよう。ひとつ出来れば自信が付いて、他の箇所も自然と出来るようになります。
POINT☆4 物は最小限に抑える
整理整頓のポイントは、物を最小限に抑えること。おもちゃや下着、ハンカチなど、使っていないものは思い切って処分してみて。物が少なければ整理整頓も簡単です。
教えてくれたのは…
整理収納アドバイザー 金城 貞美 先生
整理収納アドバイザー、インテリアコーディネーター。BAIL.lNTERIORを設立。フリーランスとして、新築マンションや個人宅・サロンなどのインテリアコーディネート、モデルルーム企画経営や整理収納コンサルタント・ワークサービスなどの分野で活躍。各種セミナーなども開催している。