Q.保育園選びで気をつけるべきことは何ですか?
A.送迎しやすい保育園を選びましょう。園の方針や付加サービスがすぐれていても、通いにくい場所だと負担が大きくなります。また、PTAや保護者会などの頻度も園によって異なるので、どの程度あるのかを確認しておくと良いでしょう。
Q.おすすめの仕事や働き方はありますか?
A.在宅勤務ができれば、お子さまの急病などにも対応しやすいです。最近は一般事務の求人が少なくなっています。資格や専門的な知識が必要だったりする職種は、転職に有利ですし、フリーランスという働き方も選べます。
Q.就活時にチェックしておくべき条件はありますか?
A.先輩ママが働いている職場だと相談しやすいです。自宅や保育所から近い職場だと、お子さまの急なお迎えにも対応しやすいので、安心できます。面接で子どもがいることを伝え、仕事と子育てとの両立に理解があるのかを見極めましょう。
Q.子どもがよく体調を崩します。対処法はありますか?
A.日ごろから業務内容を共有し、いざというときに引き継ぎしやすいようにまとめておきましょう。また、パパにお迎えをお願いしたり、病児保育などのサービスを活用したりしましょう。そのときに罪悪感を持つ必要はありません。
Q.フルタイム勤務だと、子どもと向き合う時間が取れるか不安です。
A.なかなかお子さまとの時間が取れない場合は、多めのスキンシップや、2人で話す時間を作ることを意識しましょう。もし、ママ自身が子どもと一緒に過ごしたいという後悔が残るようであれば、働き方を見直すのも1つの手です。
Q.自分の時間が取れないとき、どうリフレッシュすればいいですか?
A.音楽を聴く、体を動かす、アロマを楽しむなど、いろいろ試して、自分に合うリフレッシュ方法を探してみてください。疲れがたまると家事や仕事のスピードが落ちます。周りの人に協力してもらいながら、しっかり休息を取りましょう。
Q.パパに快く家事に参加してもらう方法はありますか?
A.パパは家事をしているつもりでいる可能性が高いです。どんな家事があるのかを見える化するために、一覧表を作ってみてください。家事代行サービスを手配してもらうなど、家事以外をお願いするのも良いでしょう。
Q.子どもに何かあったときに休むのはいつも私。パパに協力を仰ぐ方法は?
A.落ち着いて話ができるときに相談をしてください。感情的になると話がまとまらなくなるので、どの程度協力してもらいたいのか、具体的な内容を伝えるようにしましょう。また、協力できない理由があるかどうかも確認しましょう。
先生からのアドバイス!
ママが働くことは、家族にとってたくさんのメリットがあります。働くことに罪悪感を持つ必要はありません。一人で抱え込まずに、人に頼って、家族にまかせて、楽しむことが大事です。また、長期的な視点を持つことが大切です。今の条件だけで仕事を選ぶのではなく、得意なことやワクワクできるような仕事を選んで、仕事の「軸」を持つようにしましょう。自分のため、家族のため、日本経済の発展のために、一緒に頑張りましょう!
教えてくれたのは・・・
キャリアコンサルタント 井上 夏海 さん
大学卒業後、製薬会社で営業として勤務。その後、転勤族の夫と結婚。結婚を機にキャリアコンサルタントの資格を取得し、女性の就労相談や中小企業の従業員向けキャリアコンサルティングを実施。大阪在住・2児の母でもある。
いかがでしたか?参考になりましたか?
他の関連記事はコチラ↓↓