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自分時間のつくり方|ともに育つ・育む!

子育て中のママやパパが自分時間を上手に取るコツや短い時間でも満足できる過ごし方は?さっこせんせいさんに聞きました。

自分時間確保の第一歩は 気持ちを相手に伝えること

自分時間を確保するには周りの人の協力が必要です。「少しひとりの時間が欲しい」と考えているだけでは伝わりません。なるべく自分の気持ちを言葉にして相手に伝えることが大事です。
そしていつ頃なら自分時間を確保できるのか、何をしたいのかなど、日ごろから話し合っておくことも大切です。
自分時間が見つけられないママやパパは、家事や育児を100%の力でやろうとしがちです。80%、60%と力を抜き、手放せるものは手放していく気持ちが持てるといいですね。

数分、数時間、半日、 自分時間を有効に使うコツ

「自分時間」と聞くと、まとめて時間を取らなければいけないと考えるかもしれませんが、自由な時間を生み出すのは容易ではありません。しかし、1日1分だけでもと考えるとできそうな気がしませんか?10分早起きするだけでもOKです。時間ができた時に何をしようか悩んでしまわないように、普段からやりたいことをメモしておきましょう。迷った時のために、自分時間の有効な過ごし方をいくつかご紹介します。

【短時間(数分~数時間)の場合】

•お気に入りの飲み物を飲む
•好みのアロマを焚く
•自分専用のお菓子を食べる
•好きな音楽を流す
•適度な運動を行う(ストレッチやウォーキング)
•目につくところに好きな物を置く
 (キッチングッズ、花、推しのポスターなど)
•マニキュアを塗る
•1人でお風呂に入る

【長時間(半日~1日)の場合】

•外出する(映画、買い物、美容院、ドライブなど)
•友達と食事やおしゃべりをする
•1人でゆっくりカフェに行く
•スポーツで体を動かす
•岩盤浴に行く
•家で1人時間を過ごす

自分時間を持つメリット、 持てないデメリットは?

【メリット】

自分に余裕ができてはじめて、誰かのために動くことができるものです。自分が満たされていないと相手に優しくすることはできません。自分時間を作り、心の中をリセットするように心掛けることで、家事や育児を楽しむことができるようになります。

【デメリット】

自分が満たされていなければ、子育て、仕事、生活全てに支障が生まれます。自分を後回しにしたり、ないがしろにしたりしていると、「なんで私だけ……」と思うことが増え、心に余裕がなくなりがちです。イライラして子どもを怒ることも増えてしまいます。

怒りっぽいなと感じたら 自分時間が必要なサイン

「最近すぐ子どもを怒鳴ってしまう」「イライラすることが増えてきた」と感じたら、頑張りすぎて、キャパオーバーになっている証拠です。そんな時は「もっと優しくしなきゃ」「明日こそは怒らないようにしよう」と考える前に、〝自分〟に目を向けてみてください。それが、自分時間を取るべきタイミングなのです。自分を大切にすることが怒ることを減らす一番の近道となります。

自分時間を取ることが 家族のためにもなる!

ママもパパも、時には自分を優先して時間を過ごすことで、気持ちに余裕が生まれます。自分時間を持つことにどうしても罪悪感を持ってしまう人もいますが、自分の時間を大切にすれば、笑顔で子育てをすることができるのです。子どもや家族を優先に考えすぎると、自分の心に余裕がなくなり、イライラの原因に。まずは1日1分から始めて、少しずつ増やしながら自分時間を確保する習慣をつけていきましょう。少しでも自分のために時間を使うことができるようになれば、気持ちの変化を感じられるはずです。

教えてくれたのは… 

子育てインスタグラマー
さっこせんせい さん

「怒鳴る子育て」の沼から抜け出した、保育歴11年の2児の母。

Yahoo!ニュース認定エキスパート。自身が「イライラママからニコニコママに変われた方法」や「子育てのポイント」をInstagram(@sakko.kosodate)で発信中。

さっこせんせい【保育士ママの子育てのコツ】 (@sakko.kosodate)

さっこせんせい【保育士ママの子育てのコツ】 (@sakko.kosodate)
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この記事を書いた人

まみたん編集部

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