新築と中古、それぞれの魅力を比較。
子育て世代にうれしいポイントを紹介します。

新築のメリット

子どもの成長に合わせた間取りの設計や最新の安全・省エネ基準を満たせるのが魅力。リビング学習や見守りスペースの設置も容易で、将来のライフプランにも柔軟に対応できます。また、建材や設備が新しく、当面はメンテナンスコストが抑えられるのもポイントです。

中古のメリット

立地の選択肢が広く、保育園や学校の近くなど便利な場所を選びやすいのが魅力。リノベーションで理想の子育て空間を実現でき、同予算で新築より広い家を手に入れられる可能性も。建物がすでに完成しているので生活のイメージがしやすいのも中古ならではです。

マイホームを選ぶときの大切な条件とは？
生活しやすい住環境を教えます。

1. 生活利便施設が近い

公園・学校・保育園・小児科など、子どもに関わる施設が徒歩圏にあると安心です。送り迎えや通学もスムーズになり、急な発熱のときにもすぐ病院に駆け込めますよ。

2. 家事と育児の動線が短い間取り

キッチンから子どもが過ごすスペースを見渡せる配置、洗濯物を干す場所と収納が近い動線など、家事の合間に子どもの様子を見れたり、家事時間が短縮する工夫があったりすると良いでしょう。

3. 片付けやすい十分な収納

学用品やおもちゃはリビングに、外遊び道具や雨具は玄関に収納できると、自然に片付けられます。大型収納を設けて「散らかりにくい仕組み」をつくりましょう。

4. 断熱性・安全性が高い

夏は涼しく、冬は暖かく過ごせる断熱性の高い家は、子どもの健康を守るうえでとても大切。また、角の少ない設計や段差の少ない床はケガ防止につながります。

5. 成長に合わせて使える空間がある

幼少期は親の目の届くリビング学習のスペース、成長したら個室にするなど、仕切れる間取りや多目的に使える空間があると、長く快適に暮らせます。

6. 快適な空気環境と換気性能がある

24時間換気や調湿機能が整っていると、風邪をひきにくい快適な空間を維持でき、アレルギーや喘息がある子どもがいても安心です。

教えてくれたのは…

志鎌 のり子 さん
一級建築士/模様替えアドバイザー

ゼネコン設計部・確認検査員を経て、一級建築士に。実務経験5,000件超。自身も2人の子育てを経験。手軽に利用できる“住まいの模様替え診断” は、子育て世帯から高齢夫婦まで、幅広い層に好評。

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