【離乳食レシピ】フルーツヨーグルト
~医師と栄養士による食育レシピ(離乳期編)~ 口あたりがなめらかで赤ちゃんも食べやすい ヨーグルトは栄養価も高く、おやつにぴったり! お好みのフルーツとジャムを乗せればカラフルでかわいいデザートが完成♪
今回のポイント
●離乳期に食べるメリットは?
ヨーグルトは離乳食に慣れてきた7~8ヵ月頃から問題なく食べることができ、たんぱく質、カルシウムを豊富に含む栄養価の高い食材なのでおやつに最適。フルーツを加えれば、砂糖の入っていないプレーンヨーグルトもフルーツの自然な甘味で食べやすくなります。
●ヨーグルトはどのくらいが適量?
離乳食がどのくらい進んでいるかによって、乳製品の適量は異なります。初めて食べさせるときはひとさじからが基本ですが、アレルギー症状や下痢、便秘、嘔吐などの消化器症状がなく、赤ちゃんが嫌がらなければ徐々に増量しても大丈夫です。
引用書籍:「こどもの心と体の成長・発達によい食事 こども病院の医師と
栄養士による食育レシピ」、Ⅰ妊娠期・乳児期、Ⅱ幼児期、Ⅲ学童期・思春期
材料(1人分)
・キウイフルーツ(果肉)…15g
・プレーンヨーグルト…大さじ4(60g)
・ジャム…小さじ1(7g)
エネルギー…63kcal
たんぱく質…2.3g
脂質…1.8g
炭水化物…9.4mg
カルシウム…78mg
鉄…0.1mg
塩分…0.1g
作り方
1.キウイを切る
キウイフルーツは適当な大きさに切る。季節のフルーツや甘みのある野菜のペーストを加えれば、いろいろなバリエーションが楽しめる。
2.盛り付ける
ヨーグルトを器に入れ、上に①で切ったキウイフルーツとジャムを飾る。
●POINT●
離乳期の赤ちゃんには、砂糖の入っていないプレーンヨーグルト(無糖)がおすすめ。
子どもの食事のお悩みに栄養士さんがアドバイス!
5〜6ヵ月頃 離乳の開始
食べ方の目安
●子どもの様子を見ながら、1日1回1さじずつ始める。
●母乳やミルクは飲みたいだけ与える。
調理形態:なめらかにすりつぶした状態
7〜8ヵ月頃
食べ方の目安
●1日2回食で、食事リズムをつけていく。
●いろいろな味や舌ざわりを楽しめるように食品の種類を増やしていく。
調理形態:舌でつぶせる固さ
9〜11ヵ月頃
食べ方の目安
●食事のリズムを大切に、1日3回食に進めていく。
●家族一緒に楽しい食卓体験を。
調理形態:歯ぐきでつぶせる固さ
12〜18ヵ月頃 離乳の完了
食べ方の目安
●1日3回の食事リズムを大切に、生活リズムを整える。
●自分で食べる楽しみを手づかみ食べから始める。
調理形態:歯ぐきで噛める固さ
離乳食の進め方の目安! (厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」抜粋)