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【離乳食レシピ】かぼちゃのチーズだんご

~ 医師と栄養士による食育レシピ(幼児期編) ~ ほっこりとした甘さが魅力でこれからの季節に食べたいかぼちゃ。栄養満点で満腹感も得られるので子どものおやつとして最適です! レシピ提供・監修:大阪母子医療センター

今回のポイント

Free photo: Pumpkin, Fig Leaf Gourd - Free Image on Pixabay - 2740305 (14388)

●かぼちゃの栄養素は?

抗酸化作用のあるビタミンE、A、Cが豊富で、体の免疫力が高まり、さらに脂溶性のビタミンE、Aは油と一緒に摂取すれば吸収率がアップ! また、成長期に大切なカルシウムや鉄も多く含むほか、食物繊維も豊富で便性を整える効果が期待できます。

●幼児期の食事をサポート

手づかみ食べがはじまった子どもにも食べやすいおやつ。また、先の丸いフォークを使って自分で食べる練習もできます。多めに作って冷凍保存をしておくと、いつでもすぐに食べさせることができて便利ですよ。幼児期以降のお弁当の1品としてもおすすめ。

引用書籍:「こどもの心と体の成長・発達によい食事 こども病院の医師と
栄養士による食育レシピ」、Ⅰ妊娠期・乳児期、Ⅱ幼児期、Ⅲ学童期・思春期

材料(4個分)

・かぼちゃ…1/10個(120g)
・バター…小さじ1(4g)
・プロセスチーズ(塊)…10g
・水(必要に応じて)

【A】
・片栗粉…大さじ2と小さじ2/3(20g) 
・砂糖…小さじ2/3弱(1.8g) 
・いりごま…小さじ1/3弱(0.6g)

エネルギー 125kcal
たんぱく質 2.4g
脂質 3.3g
炭水化物 21.5mg
カルシウム 45mg
鉄 0.4mg
食物繊維 2.1g
塩 0.2g

作り方

【1】下準備をする
かぼちゃは水にくぐらせて耐熱容器に入れ、ラップをかけて電子レンジで3?5分程度加熱する。火が通ったら皮をとり、熱いうちにつぶしておく。プロセスチーズは4等分に切る。

【2】だんごをつくる
①のつぶしたかぼちゃに  を入れてよく混ぜ合わせる。かぼちゃの水分が少ない場合はまとまりやすいように水を加える。混ざったら生地を4等分にし、チーズを包んで丸める。

【3】だんごを焼く
フライパンを熱し、バターを溶かして②のだんごを転がしながら焼く。表面がきつね色になればできあがり。

子どもの食事のお悩みに栄養士さんがアドバイス!

幼児期のおやつの役割や理想的な与え方のポイント

★POINT1★ 
幼児期の消化吸収能力は未熟で、1日3回の食事だけでは必要なエネルギーや各栄養素の量を満たすことは難しいため、おやつによる補給が必要です。水分補給の役割や各栄養素摂取量のアンバランスの改善にも利用できます。

★POINT2★ 
次の食事に支障をきたさないよう適量摂取を心がけます。食事のリズムやバランスを崩さないためにも1日のエネルギーの10~15%、1~2歳で約100~150kcal、3~5歳で約150~200kcal程度を目安にしましょう。

★POINT3★ 
甘い菓子やジュースに偏らず、季節の果物や野菜、牛乳、イモ類など栄養価の高いものを利用して足りない栄養を補います。しかしおやつをだらだらと与えると虫歯や肥満の原因にもなるので、時間と量を決めて与えましょう。

★POINT4★ 
夕食まで待てない子どもは、おにぎり・蒸しパン・ふかし芋のように腹持ちの良いものをおやつに。反対に、あまり体を動かさない子ども場合は果物・ゼリーなどで低エネルギーのおやつを用意しましょう。

監修:大阪母子医療センター

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この記事を書いた人

まみたん編集部

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